東山スカイタワーは、愛知県名古屋市千種区の東山動植物園に併設されている展望タワーです。高さは地上134m。(タワーは80mの丘の上にあるため、標高では214mとなります)
名古屋市制100周年を記念して、1989年に建てられました。
展望室は地上100m(標高180m)にあり、JRセントラルタワーズ、名古屋城、名古屋テレビ塔、ナゴヤドームなど市内を一望できるほか、天気がよければ、遠くに御嶽山や鈴鹿山脈の山並みを眺めることができます。
周りに高い建物がないので、とても素晴らしい夜景が眺められます。
2004年7月「日本夜景遺産」に認定、翌8月には「夜景100選」にも認定された、国内有数の夜景スポットとして有名です。
また、全国の観光タワーで構成されている「全日本タワー協議会」に加盟しています。また、近隣の展望タワーと「TOKAI5タワーズ」を構成しています。(名古屋テレビ塔・ツインアーチ138・水と緑の館展望タワー・すいとぴあ江南・東山スカイタワー)
3階には無線機械室が、3階から4階の中空部にはパラボラアンテナ用デッキが設置されています。
災害及び平常時に市役所と各区役所・消防署などとの無線通信を行う際の中継基地となっています。(アンテナ14基)
また、南北のアンテナ用デッキには高感度カメラが設置され、市防災司令センターで、市内全域を24時間監視しています。
⇒ 詳しくはこちらをご覧ください。(PDFファイル)
展望室・スカイレストランの揺れを減らして快適に過ごせるようにするため、4階展望室の中心に設置されており、その実物をガラス越しに見ることができます。
やじろべえのように1点で床に固定された約20tのおもりを揺らすことによって、建物の揺れのエネルギーを吸収し、揺れ幅を6〜7割程度に抑えています。
阪神淡路大震災クラスの震度7(激震)でも大丈夫な仕組みになっているので安心ですね。
なお、展望タワーで制振装置を設置している施設は大変珍しいので、お越しの際は是非ご覧ください。